手土産の「ルールとマナー」を解説!価格の相場や選び方・渡し方とは

こんにちは、Ichi先輩@Abstract1Life)です!

大切な相手に対して持っていく「手土産」ですが、様々なルール・マナーがあるのはご存知でしょうか?もしルール・マナー違反をしていた場合、手土産を持参するという気持ちは理解してもらえるかもしれませんが、一方で世間知らずという印象を持たれる可能性もあります。

私自身は持っていく気持ちが大事だと思うので、いただく際には気にならないのですが、ビジネス関係やご年配の方の場合には気にされる方も多いので知っておいた方が得する事が多いです。今回は様々な観点から手土産のルールとマナーについて解説していこうと思います。

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手土産とは?お土産とは違うの?

手土産と言われても何となく「手で持っていくお土産みたいなものでしょ?」みたいに捉えている方も多いと思いますが、「手土産」と「お土産」は持っていく意味合いが違います。

  • 手土産:相手への感謝を示す贈り物
  • お土産:相手への親しみのプレゼント

手土産は基本的に相手の所へ伺う際に持っていくモノで、会社・会場・自宅へお邪魔することへの感謝やビジネスなどでお世話になる・お世話になったことの感謝を表す様な贈り物です。

お土産は自分がどこかに行った際に購入したモノで、基本的には既に親しい相手に対して親しみを表すためのプレゼントです。手土産とは感覚が違うので、例えば初対面のビジネスの相手に「先日、北海道に旅行に行きまして…」という感じでお土産を渡すのは不自然です。

ただ、むずかしいことは考えずに、手土産は「感謝の贈り物」ということを念頭に置いておけばこれからのルール・マナー的な部分も分かりやすいと思います。

Ichi先輩

お世話になってる人に持っていくモノだよ!

手土産の価格相場

悩むポイントだと思いますが、手土産の価格は「渡す相手」によって変えるのが無難です。

  1. 知人・友人:2,000円~4,000円程度
  2. 初対面の方:3,000円~5,000円程度
  3. ビジネスの相手:4,000円~10,000円程度
  4. 謝罪・お願いの相手:6000円~10,000円程度

大抵の方は上の4種類に分類できると思いますが、大体記載しているような価格が相場だと思ってもらえるといいです。あくまでも相場なので、シチュエーションなどによっては前後します。

知人や友人に対してはある意味お土産に近い感覚ですが、とりあえず持っていくという感じでお互いに気を使わない価格が好ましいです。初対面の方もあまり高価な物では恐縮されてしまうので、そこまで値段が張らないけど知人・友人ほどフランクではないモノが良いです。

一方でビジネスの相手はそれなりに高級感のある品だと仕事に対してのやる気や誠実さの様なものを伝えられます。謝罪・お願いの相手もある意味ビジネスの場と同じく相手に対しての誠意が大切なので、価格ではないと言うものの、ある程度の価格の手土産が好ましいですね。

Ichi先輩

それなりの価格じゃないと見た目が貧相になりがち!

手土産って何を買ったら良いの?

 自信のある確実に美味しいモノ

これも迷うと思いますが「自信のある確実に美味しいモノ」を持っていくのが一般的です。

元々は自分のご当地の名産を持っていく風習だった様ですが、手土産を渡す相手と住んでいる場所が離れているとも限らないので、自分が美味しいと分かっているモノを持っていくのがルールです。大抵の場合には食べ物が選ばれますね(お茶やコーヒーなどの飲料もある)。

ただし、自信を持って美味しいと分かっている品でも、明らかにお相手の会社や家の近くの駅やお店で購入したものはNGです。急遽購入した様な雰囲気が相手にも伝わって、会うことを大切に・楽しみにしていない様に思われることもあるので注意しましょう。

+日持ちのするモノ

例えば「アンリ・シャルパンティエ」の「フィナンシェ」がおすすめ!

ブランドイメージとしても高級感があるので贈り物として最適

焼き菓子を手土産にするのはどの様な相手であっても確実性が高くて外さない

当日に購入するとあまり満足のいかない品を選んでしまったり、時間がなくて焦ったりするので、基本的には手土産は3日位前までに買って置くことが多いです。さらに、お相手の都合もありますので、なるべく日持ちするモノを持っていくのが好ましいです。

なるべくなら少なくとも購入してから2週間程度は保存できる商品がおすすめです。パック詰めされたモノ・乾物・焼き菓子・冷凍品・塩蔵品などが日持ちするので参考にしてください。

+見た目が良いモノ

例えば「SHIMAHIDE」の「クワトロえびチーズ」がおすすめ!

日持ちもするし持っていける場も多いのでお取り寄せしておくと便利な品

個包装になっているのも地味に良い所

食べ物は結局「味」とも言われますが、手土産においては見た目が非常に重要です。

例えばカレー・コンビーフなどの品でも、コンビニ・スーパーに売っている様なパッケージでは無くて、綺麗にデザインされているだけでも手土産として持っていける商品になります。

逆に言えばいくら美味しいモノでもビニールの袋にむき出しで入っていたらダメなので、美味しいモノの中でもなるべくデザインの良い品をチョイスするのが手土産としてはおすすめです。

+状況に合わせたモノ

日持ちとも関係するのですが、渡す状況によって持っていくモノを考えた方が良いです。

例えば、伺う先がお相手の自宅であれば冷凍の品でもすぐに保存してもらえるのですが、会社や会食の場などには向いていないです。また、その場で食べる様な時間がないのにケーキの様な日持ちのしない品は向きませんし、大勢その場にいるのに個包装でない品も向きません。

そういった場に合わせて持っていくモノを考えるのも気遣いが出来る事を示せますし、感謝を表す相手なのである意味その辺りまで考えるのが当然でもあります。具体的にどういった品が良いか悩む方は下記のお取り寄せできるおすすめの手土産の記事を参考にしてみてください。

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手土産を渡すシチュエーションのHOW TO

適切な手土産を選んでも、お渡しする時に変な渡し方をすると台無しです。

シチュエーションごとに細かく解説すると分かりにくいと思うので、今回はざっくりとコレを守っていれば大丈夫!という様な事を書いていこうと思います。

  • 渡すタイミング:相手の邪魔にならないタイミング+なるべく仕事のお話の前
  • 渡す相手:お世話になっている人(基本的に相手方の最も偉い人)
  • 渡し方:基本的に紙袋から出して渡す(外出先などでは言葉を添えて紙袋ごと渡す)

渡すタイミングで大切なのは、相手にとって邪魔にならないタイミングという事です。例えば会食などの移動がある時に、お会いしてすぐにお渡ししてしまうと、その後ずっとお相手に持たせたりする必要があるのでなるべく帰り際に渡すのがタイミングとしては良いです。

また、お相手の会社などに伺った際には本格的なお話をする前にお渡ししましょう。また、渡す相手は相手方の中で最もエライ人に渡すようにしましょう。

紙袋に関してはあまりきれいなモノでは無いので出して渡しますが、持ち運ぶ必要がある時には「袋のままお渡ししてすいません」「袋ごと失礼します」などと声掛けしてお渡ししましょう。また「コチラお口に合えばいいのですが…」という旨のお話も付け加えましょう。

Ichi先輩

知人・友人ならあまり気にしなくてもOK!

まとめ:手土産の「ルールとマナー」

今回は手土産に関する「ルールとマナー」という事で、実生活で悩むポイントを中心としてある程度守れていればOKという部分を解説してきました。

知人や友人だとそこまでルールやマナーにこだわったりという堅苦しい事はないのですが、少し緊張する場に持っていく時にはしっかりと知っておくといい事を説明してきたつもりです。

個人的には手土産には焼き菓子が無難という意味ではおすすめなのですが、他の人と違って本当に美味しい食べ物を渡すと心を開ける場合もあるのでなかなか手土産も奥深いです。

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