初心者向け!今まで読んだおすすめデザイン本をジャンル別に紹介

こんにちは、Ichi先輩@Abstract1Life)です。

私が読んできた「デザイン」関連の書籍について「どういったデザイン」に関して詳しく書いてある本なのかをジャンル別にレビュー+どの本がおすすめなのかについて解説していきます。

自分の身に着けたい分野の本を適切に選ばないと学習効果は少ないですし、タイトルからはジャンルがわかりにくい場合があるので参考になればと思っています。

Ichi先輩

デザイン本を無暗に買っても後悔しますよ(高額)!

おすすめデザイン本の図解

ごちゃごちゃと説明する前に個人的におすすめできるデザイン本を図解でまとめてみました。ピンクで囲まれている書籍は特におすすめなので、迷ったらコレというモノを示しています。

コチラの図解に入っていない書籍も紹介しますが、個人的に興味が薄いジャンルのデザイン本であったり、載せないという事はお察しの通りなのでその様に解釈してください。

デザインの基礎知識ジャンルをまとめてみましたが、初心者に向けた書籍なので読みやすさは抜群です。特におすすめの2冊を持っておけば基礎知識は90%程度カバーできる気がします。

イラレの勉強が必要な人は「パーフェクトマスター」がおすすめですが、実践形式で学びたい人は後述のデザインテクニック大全」の方が実践的に学べるのでいいと思います。

スキルアップしたい人に向けた書籍ですが、特におすすめしたい2冊は手順通りに進めると素敵な作品が作れるので、成功体験に繋がる意味合いでは初心者の方にもおすすめ出来ます。

その他の書籍もかなり役立つ知識が満載なので、スキルアップしたいという方や「少し違うジャンルにも首を突っ込んでみようかな」という方におすすめ出来る内容になっています。

コチラはロゴの制作に関して特化した書籍の紹介ですが、基本的にロゴジャンルの書籍って「作品集」的なモノが非常に多くて、個人的にはあんまり好きじゃないです。良いモノを集めて紹介するのには能力も必要だし、洗練されたモノを見るのも大切だとは思うんですけどね。

特におすすめしたい2冊は「ロゴとはどういうものなのか」ということを学べる書籍と「どうやってロゴ案を出していくか」ということを学べる書籍になっていて、読むことでロゴを作るってこういう事なんだと実感できる内容になっているのでおすすめですね。


以下では、今紹介してきた”デザイン本“に加えて、所有している書籍を加えて細かくレビューやどういう本なのか解説していきます。


デザイン本レビュー解説

基礎知識・初心者におすすめ

なるほどデザイン

体感的にデザインを学べる良書で、紙で買えばよかったと後悔してる本の1つです。

やっぱりデザインって本当に基礎となる部分を学んだ後って、いかに良いデザインの感覚を自分の中に流し込めるかという所が大切だと思うので、パラパラっと流し読みできることが大切な要素であって、紙で持っているのがいいと思っています。

内容については基礎知識寄りですが、チラシを用いたり、グラフ・データ分析を用いたり、文字組みについて解説したり、実践的に使えるような内容も豊富に載せられています。

この書籍に関しては、とても多彩な表現をつかって内容を構成しているので(項ごとのデザインが一緒の”ただの”見やすい書籍とは違って)、それ自体がデザインの良質な見本として活躍してくれるおすすめの1冊です。何度も言いますが書籍の方が個人的にはおすすめです。

The Non-Designer’s Design Book

デザイン本と言えばこの「The Non-Designer’s Design Book」の名前を挙げられることが多いと思いますが、デザインの基礎知識を体系的に学ぶことが出来る良書です。

僕が購入しようとした時に、Kindleで買えるのがこの英語版のみだったので大学院生時代に頑張って読み解いた記憶があります。現在では日本語の改訂版があるので、購入するのであればそちらをおすすめします(日本語の制作例も追加されています)。

デザインの原則・フォントの構成・フライヤーの配置など、様々な基礎知識が詰まっています。この知識を根底に持っているかどうかというのが「失敗しない」ことに繋がると思います。

Illustratorパーフェクトマスター

イラレの機能をすべて網羅しておきたい方にはピッタリの書籍で、まずIllustratorとはどういうソフトなのか解説した1章・最低限覚えておきたい機能の使い方を記した2章・各イラストレーターの機能を細かく1つごとに解説した3章から構成されています。

3章の部分に関しては全部読み込むというよりも、何か機能の使い方に困ったときに辞書の様に調べるように使うのが便利で、本書でもそのようにおすすめされています。

実践というよりは、どちらかというと基礎知識に近いテクニック系の実用書ですが、こういうソフトの機能解説の本が1冊あるといざという時に捗ります。イラレに触ったことが無い方や、独学で行き詰ってしまった方には特におすすめです。

特別講義デザイン入門教室

70%程度がデザインの基礎知識で、30%程度がチラシ・フライヤー例を挙げてどの点が良いのか解説している書籍です。個人的にはフォントについての解説が詳しめで好感が持てます。

フォント・色味・トリミングなどの基礎的な知識について、わりと文字多めに書いてあるので「他の本は絵ばっかりで論理的には少しつかみにくい」という方にもおすすめ出来るデザイン本になっていると思います。

実践例に関しても、ただ良いチラシやフライヤーを取り上げるだけでは無くて、失敗例を挙げることで改善点を指摘するような形式になっているので、現状打破してプロっぽい仕上がりにするのに役立つと思います。

誰も教えてくれないデザインの基本

デザインの基礎知識を学べる書籍で、特にこの著者であるデザイン事務所が印刷に関連した事務所であることから、かなり印刷の方に寄って詳しく学ぶことが出来ます。

フォントの事・雑誌の文字組・写真の使い方・イラストの入れ方・色についてなどの基本的な部分に近い内容もしっかりとオシャレなムック本の様な作りでありながらしっかりと解説されていて分かりやすいです。

また、印刷に関しては、用紙や印刷方法などの他の書籍ではあまり詳しく取り扱われない様な部分についても解説があり、特殊加工・印刷所への頼み方などかなり実践的な内容も多く、とても役立つ1冊に仕上がっています。

デザインの基本ノート

クリエイター・デザイナーとしてフリーランスで仕事をしていくのであれば、かなり役に立つと思った書籍で、どんな流れでデザインを仕事として進めていくのか・仕事としてデザインする際に必要な設定や納品の事情など、あまり表に出ない情報が手に入ります。

それに加えて、デザインの仕方に関しての基礎知識+作品例を用いての実践的な解説も入っており、盛りだくさんの内容になっていると思います。

1冊まるまる読めば、デザイナーってこういう仕事なんだという理解にも繋がると思うので、デザイナーになりたいという学生が読んでもいいなとも思いました。色んな情報が詰め込まれているデザイン本の中では、個人的には1番まとまっている様に思います。


デザイナーになる。

本書は「デザイナーとは?」という所からはじまって、どんな仕事をするのか?・どういう風にすればデザイナーとして働けるようになるのか?そのやり方を教えてくれます。

また、デザインの基本的な知識や、ややグラフィックデザイン寄り(フライヤー・ポスターなど)デザインのコツを解説した著書でもあります。

個人的には前半部分のデザイナーになるための知識の様な部分をもう少し深堀りして、給料とか、コネクションとか、そういった部分まで見せてくれて1冊にまとめた方が良かったんじゃないかなーと思います。

後半のデザイン知識やデザインのコツについては確かに勉強になる部分でもあると思いますが、少し蛇足というか、本書のコンセプトとはちょっと外れている様に感じました。色々1冊でつまみ食いしたい方にはピッタリです。

デザイン・フォーラム 13人のプロが教える原則と経験則

グラフィックデザイン関連の基礎知識を解説してくれている書籍で、知っておきたいデザイン関連の基礎知識はかなり入っています。ほとんど網羅されていると言っていいレベルで詳しく組まれているので、何も知らないレベルの人は1冊あると便利です。

それに加えて、やや印刷寄りの知識も多く、印刷業者とのやり取りの際に苦労しない様に最低限の知識を得ることが出来るようになっていると思います。

ただ、初版が発売されたのが2011年のためPCのソフトの画面や作品例が古く感じてしまう部分もあり、やや説得力に少し欠ける部分もあります。ただ、書籍自体のデザインはよくて読みやすいので、一読してみることをおすすめします。

Photoshop しっかり入門

いわゆるPhotoshopの教科書的な感じの書籍で、フォトショというソフトがどういうモノであって、どのようにしたらこう動くという基本的な操作を教えてくれます。

自分で写真・グラフィックをいじっていると、特定の操作しかしなくなってくる事が多いですが、たまにこういう書籍を読むと今まで使っていなかった機能に気づけたりして嬉しいです。

1冊あると何か分からない時に役立つ感じなので、初心者から玄人まで使える書籍だと思います。

Illustratorしっかり入門


上記のしっかり入門の「Illustrator版」で、大体すべてのツールの使い方に触れているので、1冊読めばイラレの事はほとんど分かるようになります。

1つ1つ確認していくので、読んで実行するのは結構大変なのですが、全てこなせば確実にイラレを自由に動かせるようになると思います。

ただし、個人的には何か目標物を決めてそれに必要なツールを使った方が上達が早いと思うので、実践書の方がおすすめです。


スキルアップに!

10倍ラクするIllustrator仕事術 【増強改訂版】

本書は初心者の方向けのイラレ解説本ではないので、そこをあらかじめ注意してもらいたいのですが、基本的にイラレをある程度使った事のある人~中級者ぐらいの人が、さらに効率を上げるために心がけると良いテクニックを紹介してくれる実用書になっています。

Amazonでの評価も非常に高く、かなり支持されている書籍です。大幅に効率を変えるような派手なテクニックは少ないですが、いつもやっていた操作が数手早く終わるようになったり、修正時に困ることが無くなったりという地味だけど便利な小技が効いてきます。

もしデザインを仕事にするのであれば、ルーティンの作業の効率が少しだけ上がるだけでも積み重ねていくと、莫大な時間の差になってくるので、ある程度の段階でこの本を読んで効率化させておくと捗ると思います。

文字のレイアウトで魅せる広告デザイン

体系的に学ぶとかそういう類の書籍では無くて、既に製作されて世の中に出た広告やポスターなどのグラフィック作品をジャンルごとにまとめた作品集の様なデザイン本です。

特に「文字」に重きを置いてジャンル分けしていて、重ねたり・囲んだり・大きくしたり・小さくしたり、様々な手法で文字をアレンジして「伝えたい事」を伝えるためのデザインの参考になる作品集です。

ただ、デザインジャンルの書籍ってありがちなんですけど、作品集って人の褌(ふんどし)で相撲を取っている感じがしてあんまり好きではないですね。もちろんジャンルごとに分かりやすく良い作品をまとめる事は意義があるし、能力も必要な作業です。

今の時代、良いデザインをネットで探すことは簡単ですが、似たジャンルの良質な様々な作品を浴びる様に見る機会は稀ですし、いざ自分が広告デザインをする時の発想の元になるので、持っていて損はないと思います。

デザインテクニック大全

IllustratorとPhotoshopを使う方にはおすすめしたい良書で、ポスターやWebの画像などグラフィックの加工や作品制作時のアイデアを得るのにかなり適しているおすすめデザイン本です。

構成としては、様々なグラフィック作品を取り上げて「それを製作する為にはこちらのソフトを使って、このように操作します」という具体的な手順を教えてくれる様な感じになっています。

作品は1つ1つテーマがあって、製作すると各ソフトの重要テクニックを自然と使えるようになるので、実戦形式で学んでいくのであればかなり最適な書籍じゃないかなと思っています。

Photoshop レタッチ・加工アイデア図鑑

Photoshopのレタッチ・加工のテクニックに特化した実践のための書籍で、写真を中心とした基本的なグラフィックの加工の技術を教えてくれます。作品例がオシャレなので、手順通りに真似をするだけでハイクオリティな作品が出来るのに最初は感動します。

解説が飛び飛びな部分があるので、本当にPhotoshopの初心者が真似をしようとするとつまずくポイントがあるのが少し気になる所ではありますね。

コラージュ作品が多くあってオリジナリティの高い作品を制作できるのも強みですが、地味に便利なポートレート(人物写真)のレタッチも詳しく解説してくれているのがありがたいです。

色の事典 色彩の基礎・配色の使い方

とにかく色の基礎知識(色相・明度・彩度)などから、プロダクトの色味の傾向・家の中の家具の配色・トーン別の解説など、ほぼすべてのモノに関する色の事情を解説している書籍で、シーンに合わせた色の使い方を学べます。

なぜ色が見えるのかや屈折・干渉などの科学的な知識も復習できつつ、配色ルールを身に着けていくことが可能です。色については人に与える影響が大きく、トーンや色味が時代すら反映してしまう要素なので、絶対身に着けておきたいスキルの1つです。

色という事について体系的に学ぶことが出来る貴重な1冊なので「この色の組み合わせは便利だよー」みたいな適当な書籍や記事を読む前に、ざっと目を通しておきたい本ですね。

アニメ私塾流最速でなんでも描けるようになるキャラ作画の技術

デザインというよりもイラストの分野に近い書籍ですが、例えばIllustratorでキャラクターをモチーフにしたデザインを製作する時などに、キャラ作画の事を分かっていると描くパスもだいぶ変わってくると思います。

アニメ作品である「君の名は。」の監督である新海誠さんも絶賛されている書籍で、私が読んでみても(眺めてみても)かなり分かりやすくて、イラストのタッチが独特ではないので再現性が高いと思います。

個人的には奥行きを考えたイラストの描き方がとても参考になって、デザインパーツの描き方でも応用できそうだなと感じました。

最後の方にある作品添削集も「1つの場面を描く事」として、画面構成の勉強になりますし、タダのイラスト本以上の価値のある書籍だと思います。


デジタルイラストの「表情」描き方事典

デザインには直接関係ないですが、もし自分で簡単なイラストをデジタルで書いたり、手書き風のアイコンをつくったりするときに1冊あると非常に便利だと思います。

タッチはアニメ・マンガ風なものが多いですが、様々な場面に応じた表情を特集していて「笑顔」「悲しみ」「怒り」など、感情のジャンルに応じて複数の画風の作家さんが描いてくれているので、自分の求めている雰囲気に近いものを参考にできていいです。

表情を作り上げるときに必要なコツやポイントも適宜解説されているので、キャラクター風のロゴ製作の際など、ポイントを押さえて製作するとグッと雰囲気が増すと思います。

プレゼン上手の一生使える資料作成入門

デザインの基本的な原則や知識を使って、プレゼンの資料製作でどのような点を工夫すれば相手に伝わりやすいかを説いた書籍です。ずば抜けてセンスのあるクリエイティブなスライドを作るというよりは、誰にでも見やすい・分かりやすいスライドをつくることに主眼を置いています。

1つ1つテーマを持って解説しており①ダメなスライド例を挙げる②どう改善したらよいか正解スライドを挙げる、というスタイルで解説されているため非常に理解しやすいのも特徴です。

スライド・プレゼンに特化していそうなタイトルですが、この1冊でも充分にデザインの事を学べるので、会社員の方などでデザインの事を勉強したいという方には取っ掛かりやすいデザイン本だと思います。

プレゼンテーションZen

私が大学院生時代に読んだ書籍で、プレゼンテーションについて学ぼうと思った時にはわりと名前を挙げられることの多い書籍です。方針としてはどちらかというとスティーブジョブズの様なグラフィックを大きく使う様なスタイルを推奨しています。

内容としては、プレゼンテーションとはそもそも何なのかという部分から解説されていて、日本の「禅」の考え方に深く共感している著者がその要素も織り交ぜて解説をしていきます。

これらの考えを反映した結果として、どういったプレゼンテーションのデザインが適切なのかという事に繋がってくる内容で、論理的に納得のいくデザイン本だと思います。

Webデザイン必携。

デザインの基礎知識というよりは、完全にいわゆる「Webデザイン」に特化して、Adobeのソフト(Illustrator・Photoshop)の効率の良い使い方や実際に納品することも考えたうえで気をつける事など、詳しいテクニックを解説している書籍です。

絶対に知っておきたい事・知っておけば便利な事などレベル別に情報が提示されているので、自分の持っているWebデザインのスキルによって読み進め方を変えられるのが良い所です。

実際にコードなどについても多少触れることがあるのですが、基本的なIllustrator・Photoshopなどの使い方の中で役に立つ知識も多く紹介されているので、テクニック本として持っておくのもアリだと思います。

実際に、今はWebベースでのやり取り・納品も多いので、自分の専門が完全にWebデザインの仕事というワケではなくとも、知識として知っておくと便利なことも多いはずです。

Webデザイン良質見本帳

主にWebページのファーストビューのデザインを紹介・解説した作品集のような形式のデザイン本で、ジャンルごとにどんなデザイン傾向になっているかという事が分かる本です。

ジャンル分けは少し細かくなっていて、「公共団体」「コーポレートサイト」などの細かな業種に分けて解説をされているので、ターゲットが決まっていればかなり参考になります

また、デザインやWebページの制作に関するTIPSも数多く掲載されているため、良質なデザインを見るのと同時に、知識も得られるのが一石二鳥です。パラパラ眺めるのにもいいので、紙で購入するのが良いかもしれません。

Webデザインの見本帳

Webページのデザインに特化した本で、レスポンシブ・モバイルなどの仕様についても多少解説がありますが、コーディングなどについてのレクチャー本ではなく、主にレイアウトに関する作品集のような形です。

デザインに特徴のあるWebぺージ・サイトをジャンル分けしていて「配色」「グラフィック」「フォント」などを上手く使っているサイトごとにどの様なテクニックを使っているのかを注釈をつけて解説されています。

紹介されているのは1枚絵なので、ファーストビューでどのように見せるかという所を学ぶためにはいい本だと思います。Webデザインの最近の傾向を確認する為にも有用なので、パラパラ眺めるのもいいですね。


ロゴ製作・その他

ロゴデザインのロジック

ロゴ製作に特化した作品集で、有名企業・有名商品を含めたかなりクリエイティブで洗練されたロゴ作品が多数紹介されています。一応コンセプトとして、ケーススタディーの様な形でどんなふうに企業や商品のイメージをロゴを通じて表現するかという事を解説しています。

他の作品集の様に、ロゴやデザインを全面に出してさらっと解説する様なスタイルでは無くて、ガッツリとそのロゴの「ねらい」「ターゲット」「解決策」など論理的に1つ1つ解説していくようなスタイルになっています。

もちろんロゴとしてのデザインが素晴らしいのでインスピレーションを得ることにもつながりますが、クライアントからどういった情報を引き出せば良いのかなどビジネスとしてデザインする時の根幹部分の勉強にもなるデザイン本だと思います。

日本語のロゴメイキング

日本の企業・ブランド・商品・アニメなどの製作の実践課程を紹介して、ラフ画像から提案して修正するまでを描いていて、非常に流れの勉強になる書籍です。

ジャンル別にそれぞれの体験を描いているので、業界がどのような感じのロゴを求めていて、どんなフィードバックが返ってくるのかなど、貴重な事例として眺めるのにも向いています。

実践例以外にもジャンル別に良デザインが示されているので、インスピレーションを沸かせる意味でもパラパラ眺めたい1冊になっているように思います。大きくて読みやすいのもいいです。

ロゴと展開

企業・商品・モノなどのブランドロゴを1つ1つ贅沢に紙面を使って紹介していく書籍で、ジャンルごとに分けられているので、自分の興味ある分野がパッと見れるので便利です。

個人的に特にいいなと思うポイントは、ロゴマークを紹介するだけではなく、しっかりと店舗や商品にロゴが適用された所も見せている所です。

ただし、記載されているロゴや商品の看板などの画像が紙面のほとんどを占めているため、ロゴについて何かテクニックを得ようと思うとなかなか難しいかなという感想です。

たのしいロゴづくり

ロゴ製作の中でも特に文字のデザインに特化したデザイン本で、文字組をした後にどうやって特色を出すのかという具体的なテクニックの紹介に加えて、多数の欧文フォント・特色のあるアルファベットの形状の紹介をしています。

欧文に比べればボリュームは少なめですが、和文の文字組・デザインに関しての解説もされているため、日本語のロゴタイプ製作にも役立つ1冊だと思います。

最後に実際にロゴタイプをメインとしたロゴの制作事例が7例ほど掲載されているので、実践に繋げやすく、シンボルマークと比較してオリジナリティを出しにくいロゴタイプの製作を助けてくれる良書だと思います。

ロゴデザインの現場

本書は特にロゴ製作に主眼をおいて、各デザイナーの実践の過程を描いたモノになっていて、各デザイナーがどういった心持ちで仕事に取り組んでいるのかという信念の部分や、アイデア出しの過程を覗き見ることが出来ます。

プロのデザイナーの方でも、他の人がどんなスタイルで仕事をしているかを知る機会って少ないと思うので(知る必要が無いかもしれないけれど)、読み物としても面白いと思います。

何か企業やサービスを始める側の方にとっても、ブランディングという意味での「ロゴ」というものを知る機会になると思うので、読んでみるのもおすすめです。

実践的な本ではありますが、デザインの根本・根源と言うかそういう考え方を学べるという意味では基礎知識に近い部分に位置しているかもしれません。

わくわくロゴワーク

日本語(和文)のロゴタイプに特化して解説した書籍で、数々の事例に対して多角的に検討する事で、どうやって発想の部分を展開していけばいいのかという部分の参考になります。

例えば「古本屋のロゴ」や「乙女ゲームのロゴ」といったお題に対して複数のテイストでロゴタイプを製作して、それぞれのロゴがどのような印象を与えるのかという所を解説してくれます。

実際に発想するところのラフも同時に掲載されていて、どんなデザイナーでも同じようにラフからアイデアを出していって作っていくんだなと自信を貰える1冊でもあります。


ロゴ ロジック

著者の評価する「ロゴ」をまとめて紹介・解説するパートがメインで、実際のロゴデザインの進め方の実例+ロゴ製作のモチーフに関しての解説が付属している様な形の書籍になっています。

ロゴの紹介パートでは、細かな考察に加えて、どんなモチーフや概念でそのロゴが製作されているのかという点にも説明があるので、ロゴ製作の初級者にとっては分かりやすい解説になっているのではないかと思います。

ロゴ製作の書籍の中ではバランスがとれていて中間的な印象の書籍ですが、個人的には紹介されているロゴの選定が好みではない(ちょっと古いかなと思ってしまう)ので、書店で流し読みしてから購入してもいいかもしれません。

イラストのこと、キャラクターデザインのこと。

Suicaのペンギン・チーバ君・カクカクシガジカなど、有名なキャラクターのデザインを務めてきた坂崎さんの書籍で、キャラクターをデザインする時に気をつけている事やコンセプトなどを細かくつづった書籍になっています。

実践的なテクニックというよりは、どちらかというと「読み物」に近い感じで、1人のデザイナーとしてどのようにキャラクターのデザインを積み上げてきたのかというお話をメインに「ふむふむ」と読み進めれる本です。

それぞれのキャラクターが出来るまでのお仕事の流れや、仕事場の様子なども描かれているので、読んでモチベーションを上げたりするのにはピッタリの書籍ですね。

おまけ:オウンドメディアのつくりかた

おまけという事で、企業が運用する通称オウンドメディアに関する書籍ですが、個人的にブログというメディアを扱っている者として、デザインが好きなモノとして興味があった書籍だったので購入してみました。

中身はどちらかといえば読み物で、細かいオウンドメディアの作り方に関する示唆もあれば、与太話のようなモノもあるのですが、企業がどういった所に気をつけているか、どういった事をしたいと思っているのかというポイントに気づくことが出来る本です。

ロゴの制作もそうですが、デザインは基本的に相手が表現したい事を伝える手段ですので、相手の気持ちに近づけるという意味では、メディア・デザインに取り組む人間は一読しても良い書籍かなと思います。

初心者向けおすすめデザイン本まとめ

今回は、デザインの基礎的な知識に関する本から、スキルアップに向けたデザインの派生的な要素を含む本まで幅広く書籍を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

デザイン関係の本って意外と高価なものが多いので、しっかりと必要なデザインの知識を得られるように、何か皆さんの購入時の参考になれば嬉しいです。